キム社長と秘書３

らしく ページ46

普通に二人で買い物をして帰ってるだけなんだが


デレデレ‥と言われればそうかもしれない。




そばにいると可愛くて可愛くて構いたくて仕方ない。





JN「お前見てると羨ましいよ」




NJ「Aさんは貸さないからな」




JN「違うよ。単にすごく幸せそうで羨ましいってこと」




NJ「幸せ‥だな。幸せだ」



JN「本当に変わったな」





そうだな



やってくれと強引に始めさせたAさんの秘書




彼女がいてくれたから、ここまでやってこられた。




いつもそばで支えてくれて 優しく笑ってくれて


不器用な俺のことを わかってくれて



　
大切に大切にしたい

そう思える相手に出会えたこと


いつも支えてくれることに、心から感謝だ。














『おつかれさまでした』



NJ「ああ 今日は？」



『鶏肉のトマト煮なんてどうですか』




NJ「いいな 美味そうだ」



『フフフ 作りがいがあります』







今日も二人の帰り道

こんな時間も日常になった。





NJ「家事を、少しはできるように頑張ってるんだが」



『そうですね、最近たくさん手伝ってくれますね。』



NJ「何もかも世話になってばかりでは、情けない」



『秘書ですから当然です』



NJ「秘書の他に、もう一つ肩書を増やさないか」




『他の業務ですか』







NJ「違う。妻という肩書はいらないか」









『‥‥それはプロポーズと捉えていいですか』




NJ「‥ああ ロマンチックじゃなかったな‥」



『社長らしいです』


　


フフフっと 今日も最高に可愛らしい顔で笑う




　

NJ「幸せにする」


『もう十分に幸せです』







NJ「まだまだこれからだ」


『そうなんですか』





NJ「１日１日 積み重ねていくんだろう」


『はい』




　
NJ「今日も愛してる」



『わたしもです』










☆終☆

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