キム社長と秘書３

公私混同 ページ36

『社長 今から新しい担当の方が挨拶にくるそうです』



NJ「ああ」



『手土産をいただくと思うので、お返しを渡しますね』



NJ「そうか」




『聞いてます？』



NJ「聞いてるよ」





『さっきからニヤニヤしてますけど』



NJ「今日は髪型が違うんだな。可愛いよ」



『撫でないでください』



NJ「‥冷たくないか」






最近 社長室で近づこうとすると嫌な顔をされる。


いつもの秘書の涼しい顔しか見せてくれない。
　



『公私混同はよくないです。誰に見られてるか』



NJ「悪いことをしてるわけじゃない。いいだろう」



『また専務みたいにからかわれますよ』





周りに誰もいなくなると、

触れたくなってしまって、抑えられない時がある。




NJ「公私混同しないというのは、難しいな」


『お仕事最優先の社長‥かっこいいです』







NJ「このプレゼン資料ができたら‥そこまで頑張るよ」


『わかりました。』








仕事には集中しなくては。


　
終わったらご褒美が待ってるはずだ。






仕事のできる男が好きなのか


そうか

仕事のできるAさんだからそうなんだろうな。

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