キム社長と秘書２

一夜 ページ49

酒の勢いとは恐ろしい







毎日仕事で一緒にいる相手と

こんなことをしてしまうなんて





理性を保つのは得意なはずなのに





目の前のAさんは

いつもの仕事をしてる彼女とは別人のように




大胆で 挑発的で


積極的



触られると


ものすごく敏感に反応するし



もっと触ってと求めてくるように動く






その反応が


こんなことをしていいのかという


僅かな理性を打ち砕いていく







『‥っ‥あ』






ここ 反応がいいな




『‥あ‥ん‥っは』




そうか いいのか






こんなにやらしい女性の顔をもっていたなんて





別人のようで

でも、確かに俺の秘書で





普段きっちりして女性であることを見せない彼女の


こんな顔を見せられたら

むしろ 興奮しかしないだろ





なにをしてもよろこんでいるように見えてしまう




清楚で聡明で

そんな彼女がこんな風に


俺にだけ今みせてくれるこの表情が


やらしくて

どうしようもなく男の欲を掻き立ててくる







戸惑うこともなく


お互いが求め合うままに


体を重ねた。






『‥っは‥ん‥』




NJ「もう‥」





汗だくで


一糸まとわぬ姿で

　





何も考えられず



ただ二人で乱れて



お互いを満たした。






こんなことしていいのかなんて


確認の言葉は必要なかった。




満足かさえも


聞かなくてもよかった。







ただお互いに この瞬間は


愛し合っていたと そんな風に思える一夜だった。

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