叱咤 ページ35
JN「お前 すごく変わったね」
NJ「俺が？」
突然俺のことに話が変わったから、ついていけない
JN「秘書のことを気にしてそんなにおろおろしてさ」
NJ「おろおろしてるわけではない」
JN「まぁまぁ。でも秘書というか、誰に対しても
そんなふうに元気がないとか気にしないじゃん」
NJ「だから冷徹だと言われるんだろ」
JN「気持ちがわからないってことは、
それだけAさんの気持ちが知りたいってこと」
そうだ。俺はAさんの気持ちがわかってないから。
JN「もう、ロマンスの真っ只中じゃん」
NJ「‥‥‥」
JN「否定しなくなったね」
NJ「自覚はある」
そう 彼女への気持ちはもう 否定できるものではない。
JN「へぇ。じゃ、行動起こしたら」
NJ「起こさない。彼女は秘書だ」
簡単なことを言うな
仕事のパートナーとそんなふうになるなんて
公私混同も甚だしい。
JN「秘書でもいいじゃん。何が問題？
お前のこと常に支えてくれてるのは変わらないよ」
NJ「大事なんだ。もし彼女を秘書として失ったら
その損失は計り知れない。仕事がまわらなくなる。」
JN「じゃあずっと秘書のままでいいの。
誰かにとられちゃうかもよ。いいの？」
NJ「そもそも好きな男がいるんだろう。
恋人ではなさそうだが。それならはじめから無理な」
JN「ちゃんと本人に聞けよ。お前勘違いしてるよ」
何が勘違いだと言うんだ。
一緒に話してたじゃないか。
JN「それに、好きな男がいたら、諦めるの？
その程度で諦めるほどなら、俺が奪うかもよ」
NJ「なんでお前が」
JN「Aさんキレイだしいい人だし」
NJ「好きなのか」
JN「今んとこそこまでじゃないけど。
でもAさんとなら全然ありだよ」
言葉を失った
NJ「なんなんだ ありってなんだ」
JN「恋人になれるよってこと」
NJ「そんな軽い気持ちで手を出すな。
彼女はうちの大事な」
JN「うちの、じゃなくて、俺の大事な人 だろ」
俺の 大事な人
大事な‥
JN「そこまで大事ならちゃんと伝わるように大事にしろよ。
時には向き合って話せよ」
完全に言い返すことができなくなってしまった。
ジンの言うことがあまりにも正しい。
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ごまきち(プロフ) - pumpkinさん» ありがとうございます☺ナム作品少ないですよね。こんなに素敵なのに。 (3月26日 22時) (
レス) id: c5c252a9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - Juriさん» こちらこそありがとうございます☺負のループわかりますよ〜 (3月26日 22時) (レス) id: c5c252a9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - メグさん» ありがとうございます☺楽しみにしていただけて感謝(T_T) (3月26日 22時) (レス) id: c5c252a9c5 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - ナムさん書いてくれる方が少ないのでめっちゃ嬉しいです！！いつも楽しませていただいてます〜 (3月26日 10時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
Juri(プロフ) - 負のループにハマる事もありますが、ごまきちさんのストーリーで抜け出してます🔁いつもありがとうございます🫶 (3月26日 7時) (レス) @page50 id: d6e934d8eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2024年3月9日 5時
