余裕 ページ23
『おはようございます』
NJ「ああ」
翌日
いつも通りの朝のはずが
妙に恥ずかしくて いつもより素っ気ない返事をした
いつものAさん
今日もキレイだ
あの家から出てきてるんだな
あの家で起きて
あの家で食事をして
あの家で着替え‥‥
JN「気持ち悪いよ」
NJ「‥なっ」
いきなり声をかけられて大きな声を出してしまった。
JN「ニヤニヤして自分の秘書を眺める社長、ヤバイよ」
しまった 顔に出ていたか
JN「困りごとはなくなった？」
NJ「なんのことだ」
JN「この間まですっごく不機嫌だったでしょ。
イライラしたり、ピリピリしたり、ムスッとしたりさ」
NJ「そんなことはない」
JN「自覚ないんだね相変わらず。
気つかってあれこれ先回りしてやってたんだよ。」
NJ「お前がか」
JN「Aさんが」
NJ「‥そうか」
俺は相変わらず 周りが見えてないということか。
JN「あの子も懲りないね」
ジンの目線の先を見ると
あのボンボンがまたAさんに話かけていた。
また食事に行こうと誘っているらしい。
Aさんは 適当にあしらってるように見える。
NJ「‥ふん」
JN「なにその余裕」
NJ「余裕もなにもない」
JN「前までわかりやすく不機嫌だったのに」
NJ「そんなこともない」
確かに‥今日はイライラしていない。
「韓国料理のおいしいお店知ってるんです」
『辛いものは苦手で‥他の方とぜひ』
断られてるんだから諦めたらいいのにな
彼女は店にいかなくても作れるんだよ
おいしい参鶏湯が。
ちなみに辛いものも苦手じゃないしな。
俺は 悪いが知ってるんだよ
Aさんの手料理の味を
彼女の家の間取りを
JN「‥なんかあったね」
NJ「別に‥」
JN「言えよ」
言ってたまるか
二人だけの秘密にしたいのに
『すみませんでした』
ボンボンを追い払ってこちらへ戻ってきた。
『社長 忘れ物ですこれ』
Aさんが手にしていたのは俺の腕時計
NJ「どこにあった？」
『うちの洗面所です。すみません気づかなくて』
NJ「あ」
そうだ昨日手を洗うときに外して、忘れていた。
JN「‥へぇ」
しまったバレた。
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ごまきち(プロフ) - pumpkinさん» ありがとうございます☺ナム作品少ないですよね。こんなに素敵なのに。 (3月26日 22時) (
レス) id: c5c252a9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - Juriさん» こちらこそありがとうございます☺負のループわかりますよ〜 (3月26日 22時) (レス) id: c5c252a9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ごまきち(プロフ) - メグさん» ありがとうございます☺楽しみにしていただけて感謝(T_T) (3月26日 22時) (レス) id: c5c252a9c5 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - ナムさん書いてくれる方が少ないのでめっちゃ嬉しいです！！いつも楽しませていただいてます〜 (3月26日 10時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
Juri(プロフ) - 負のループにハマる事もありますが、ごまきちさんのストーリーで抜け出してます🔁いつもありがとうございます🫶 (3月26日 7時) (レス) @page50 id: d6e934d8eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまきち
| 作成日時：2024年3月9日 5時
