キム社長と秘書２

まさかの展開 ページ17

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『よし、準備オーケー』





部屋をもう一度見回して

変なところはないよね




ゴミも落ちてないし、トイレもキレイ

玄関も片付けたし





『本当に来るのかな』






こんな展開 今朝は全く予想してなかったのに。





お昼休憩のときのことだった。






この間から

なんとなく社長が変だった。




私が何かしたの？というくらい

なんとなく冷たかった。




冷たいのはもともと‥ではあるけど



親しくなって、言わなくてもわかりあえるというか

お互いに信頼し合ってると思っていたのに。



私の勘違いだったのかな。

すごく悲しかった。



あまり私と目を合わせないような気がする。


前はもう少し目があったし、柔らかい感じだったのに。










JN「Aさん 調子はどう？」



専務は相変わらずよく話しかけてくれる。



『専務 おつかれさまです』


JN「なんか元気ない？」


『いえ、そんなことは‥』




JN「おい ナムジュン Aさんに優しくしろよ」



NJ「‥‥なんだ」







JN「お前 冷たくしてしるんだろどうせ」


NJ「してない。いつも通りだ」








JN「なんかあったら言ってね。いつでも。

　 相談にのるから、なんでも」



ウイングが飛んできた。


この間、好きな人がいることを話したから

そのことを含んだ意味だったのかな。




専務はどこまで気づいてるんだろう。





ピンクのサクラのお守り

専務のおかげで見つかったんだけど



社長のことだって 薄々気づかれてる気がしている。






相談なんてできるわけがない。






社長とは、あくまで仕事のことしか話さない。



秘書なんだからそれでいいんだけれど





『社長 今日は遅くまでかかります？』



NJ「ああ」






ほら 冷たい。

こっちを見もしない。



私という人間になんて、全然興味がないんだろうな。



秘書としては、大事にはしてくれてるけど、

プライベートなことは、聞かれたこともない。







食事でも行くか




なんて 社長から一度も言われたことがない。

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