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ボタンを閉じた私をみて頷いたテヒョン
TH「なんでって思ってるね？」
頷く私にテヒョンもまた頷いた
TH「だよね
でもとにかく今日はそのままがいいよ」
【今日は】に意味があるのだろうけど
その意味が理解できないでいる私
「テヒョン」
TH「あーーうん
でも ほんと今日はそのままでいなきゃだよ
僕も何て言ったらいいかちょっと困るし
正直照れるって言うか・・」
「どうゆう意味？」
TH「うーん だから
うーん、、ジミンがさ そうジミンが悪いよ」
テヒョンの顔を見ると
口の横に両手を当てテヒョンは顔を近づけてきた
「おーい バイト中だぞー！
だから いちゃつくのは禁止だぞー！！」
視界の先に店長の顔が見えた
その声にテヒョンが慌てて振り返り
手を左右に大きく振った
JN「イチャつくのはバイト終わってからにしてくれよ」
TH「違いますよ！！
今はただAに伝えたい事があって
だから本当に違うんですよ」
テヒョンの慌てぶりに合わせて
私も大きく頷く
店長はそんなテヒョンの肩を小さくポンと叩き
私に視線を向けた
「違います、ほんとに」
店長は小さく頷くとすぐ視線を逸らした
JN「はいじゃぁ持ち場に戻って働いてください」
・・・・その後働きながら
何故 テヒョンがボタンを上まで留める様言ったのか
その理由はなんだったのか？を考えていた
閉店まで働き
TH「着替えたら外で待ってるよ」と
同じ閉店までだったテヒョンに言われ返事をすると
私は更衣室の中に
制服を脱ぎ
最後にブルーのブラウスに腕を通し
ボタンを留めながらなんとなく鏡を見た私は
そこに映る自分の首元を２度見した
同時に
テヒョンにボタンを留める様言われた事
ジミンが・・って話の謎が一気に解け
恥ずかしくて顔が熱くなった
制服の私の首元にあって
テヒョンが見えない様にとしてくれた【それ】は
ジミンが私に残した赤い印だった
更衣室に自分1人なのに慌ててブラウスのボタンを留めると
見えていた【赤い印】は襟で丁度隠れた
変な汗をかきながら
凄く恥ずかしい気持ちで外に出ると
先に居たテヒョンが振り向いた
「////お待たせ・・///」
テヒョンをまっすぐ見る事が出来ずいた
TH「良かったそのブラウスは大丈夫なんだね」
恥ずかしくて
見えてないはずの赤い印がある場所に
私は手を当てた
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作者名：じに | 作成日時：2021年7月16日 16時
