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翌日約束通りジミンと映画館へ
ポップコーンと飲み物を購入し
ジミンの後に付いて座席に向かうと
そこは１番後ろ角の席だった
「ジミン 席ここしか空いてなかったの？」
席を選んでくれたジミンは小さく笑ったかと思うと
持っているポップコーンで顔を隠しながら席に座った
その隣に座り
ポップコーン越し顔を覗き込む
JM「ここがいいって思った・・から」
ヒョコっと顔を覗かせ含み笑いを浮かべる
同時にカップが揺れてポップコーンが私の膝の上に落ちた
それを拾い上げ自分の口に運ぶと
カップの中のポップコーンを取り私の口に寄せた
JM「A あ〜ん♪」
「っ！急にどうしたの///てか、大丈夫自分で食べられるから///」
JM「いいから ほら あ〜ん♪」
自分の口も大きく開けて
照れる私に食べさせようとするジミン
「いいよぉ/// 今は本当に///」
口元に寄せられたジミンの手から
熱くなった顔を小さく逸らした
JM「A、俺がこの席選んだのこうゆう事したかったからだよ」
【えっ？？？】逸らした顔を戻すと
行き場を無くしたポップコーンを自分の口に入れ私を見つめるジミン
JM「鈍感だなぁA。。(笑」
「ジミン・・///」
分かった？と言いたげに微笑むジミンに
私は照れながらもコクリ頷いた
場内のお客さんは
１番観やすい中央部分に数人と
１番後ろの私達２人だけだった
JM「それじゃぁ〜はい♪」
ヒョイとポップコーンを摘まんだ指が
私の口元に近づく
口を開けてる自分をジミンに見られるって
想像しただけで恥ずかしくて
視線を下げて口をそっと開けた
ポン！と飛び込んできたポップコーン
甘く優しいキャラメル味に自然と口元が緩んだ
JM「美味しいね」
「うん美味しい//」
可愛いジミンの笑顔に笑い返しながら
火照った頬を手で小さく仰ぐと
ジミンが両手でパタパタと仰ぎだしてくれた
JM「照れてるA 可愛くてずっと見てたい」
火照ったままの頬がスッと撫でられた
そして映画はというと
全然集中できなかった
視線を感じ横を観ると
スクリーンを観てるはずのジミンが私を見ていて
目が合うと
映画観なよってスクリーンを指さし微笑む
だけど
スクリーンに視線を戻すと
繋いでいる手がキュ―っとされるし
ポップコーンが口に何度も何度も届けられたから
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作者名：じに | 作成日時：2021年7月16日 16時
