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TH「ねぇ どうしてジミンも一緒なの？」
バイト初日
テヒョンはこう言って
私の隣を歩くジミンに視線を向けた
JM「どうしてって
Aをバイト先に送る為だよ」
TH「てか、なんでバイトに送るの？？」
・・理解できない様子のテヒョンに
私は【ですよね・・】と心の中つぶやいた
JM「なんでって・・・
家に送るのも、バイトに送るのも
俺にとっては変わらない いつもと同じ事だから」
テヒョンは一瞬小さく固まったけど
ジミンのあまりにもナチュラルな返事に
自分を納得させるかの様に小さく何度か頷いた
・・・ジミンは私にも同じ事を言った
送らなくて大丈夫と言った私に
家に送ってたのが、バイト先になるだけだよ
送りたいんだから送らせて・・と・・・・
TH「・・よーしじゃぁ
僕が責任をもってAを一人前にするから
ジミン安心して」
急なテヒョンの言葉に
今度は私とジミンが小さく固まったけど
その後 彼はテヒョンに微笑んだ
JM「テヒョンAの事お願いします」
バイト先に到着すると
頭をポンポンと撫でジミンは優しく微笑んだ
JM「頑張って」
「うん、ありがとう
ジミンも早く行って バイト遅れちゃう」
JM「じゃぁ 行くね」
「気をつけてね」
手を振る私の後ろ
テヒョンが申し訳なさそうにボソッと言った
TH「・・A ごめんだけど
時間になるから・・・行こうか」
私は慌てて振り返り大きく頷いた
「ごめん///、、行こう」
〜〜２回目の制服に腕を通し
テヒョンが紹介してくれるバイト先の人たちに挨拶をし
この間と同じ様に仕事をこなした
だけど夕方の忙しさに気後れして
思わずテヒョンの姿を探してしまった
「大丈夫だよ さっきまでと同じ様にやればいいから」
視線を横に向けると
いつの間に現れたのか
そこに立っていたのは店長のジンさんだった
「‥ジ....ぁ店長‥」
JN「大丈夫... 慌てなくても大丈夫だから」
優しく見つめてくれる店長に
私は頭を下げた
「すみません、ありがとうございます」
私が頭を上げると
口角をキュッと上げ小さく笑った店長
TH「Aっ」
急いで近づいてきたテヒョン
その姿に視線を向けると
店長はテヒョンの肩をポンとした
JN「バイトリーダー後は頼んだ」
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作者名：じに | 作成日時：2021年7月16日 16時
