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数日後・・


バイト前に今日も家まで
送ってくれたジミン


私はその後ろ姿が見えなくなるまで見送ると
家の中へ





「ただいま〜」






あの日から大学でテヒョンに会うと
早くバイトおいでよって誘われる日々の中

あの夜 ジミンに
【Aにとってチャンスかもよ】と言われた事を
本当にそうかもしれないと思いながらずっと悩んでいる






母「あらA 丁度良かった
ちょっと買いもの頼んでもいい?」




「ぇっ・・今?」




母「これから叔母さんが訪ねてくるのよ」





私はエコバック片手に家を出た







〜商店街に入り頼まれた野菜を購入
来た道を戻る形で家の方に歩きながら
赤信号で止まった



と、同時に
私は振り返り商店街のずっと先を見つめた



信号が青になって
周りの人が前へ進む中
私は1人回れ右をして歩き出した





・・・行ってどうするつもりなのか、何をしにいくのか
いや、ただお店の前を通り過ぎてみるだけだ・・・




自分でも分からなかった
でも、足はどんどんテヒョンのバイト先に向けて進んでいた





商店街を抜けた場所 赤信号で止まった




何しに行くの?そんな自問自答の中
急に肩を叩かれビクッ!として振り返った








「ぁ。。」






私の驚き具合に驚きながら
その人はそっと頭を下げ【こんにちは】そう言った





「ぁ・・こ、こんにちは」





JN「ごめんね なんかすごく驚かせちゃったみたいで」






ジンさんは少し大きな声でこう言った

ジンさん。。テヒョンのバイト先の店長さん
私は今まさにそこに意味分からず行こうとしている







JN「でも 絶対君だって分かったから」








断言した言い方に思わずジンさんの顔を見つめた
ジンさんはそんな私を見つめ返してきた






視線が重なった数秒
彼の瞳が真っ直ぐで視線を小さく逸らした






JN「ぁ、ぁ、、そうそうあのさ
この間 お店のバイト体験に来てくれたんだってね
テヒョンから聞いたよ」





「ぁっ、はい そうなんです」






周りの人が歩き出し
信号が青になったのがわかった






「ぁ、、あの渡りますか?」





JN「ぁ、、うん、渡る?渡ろう!」





変な空気感のまま信号を渡り終え
どちらからともなく足を止めた





「ぁの えっと
バイト体験の時はお世話になりました」




JN「あの時ちょうど僕 居なかったから
君に会えなかったけど
テヒョンがAにバイト絶対やってもらいたいって
僕にそう言ってたよ」

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作者名:じに | 作成日時:2021年7月16日 16時

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