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勝手な思い込みで【怒ってる?】なんて聞いた事と
そんな風にしか考えられなかった自分が
恥ずかしくなって目を伏せた
JM「Aっ・・」
目を伏せたまま小さく返事をした
キィ。。とブランコの軋む音が聞こえ
ジミンが近づいてくるのが分かった
ザザッと土が音を立て
ふわっと空気が揺れ
しゃがんだジミンが視界に入ってきて優しく微笑んだ
その顔に胸がいっぱいになった
「ごめん・・」
JM「え。。なんで」
「だって・・私 全然分かってなかった
怒ってるなんて聞いたりして・・ホント・・」
ジミンは大きく首を振った
JM「そんな事ないよ
でもさ、それなら厳密に言うと少し怒ってたかも(笑」
えっ、、やっぱり・・
そう思いながら彼を見つめた
するとジミンは悪戯に笑って続けた
JM「・・・制服・・」
「?・・」
JM「テヒョンが
A、制服凄く似合ってただろうって言った時」
「・・え。。」
JM「テヒョンがAの制服写真送ってきたり
制服凄く似合ってただろ・・なんて俺に言ったり
まるでテヒョンが彼氏かよ・・・・って思って
ちょっとイラついた (笑」
JM「だから 怒ってたっていう話なら
テヒョンに怒ってたかも(笑)」
「ジミン・・・」
JM「って、冗談だよ
でも、、制服はほんと似合ってたよA」
私の頬をポンポンと突いた
JM「Aがお店に居るなら
毎日通って会いに行こうかな俺」
「っ、てか、、いやいやいや待って
私バイトするって言ってないし
テヒョンにもそんな事言ってないよ」
焦る私に彼は小さく頷いた
JM「でもA
今日 バイトどうだったの?」
「えっ・・どうって
テヒョンが居てくれたから まぁ・・うん
でも 考えたらやっぱり・・・・・」
・・・自信がもてない
チャレンジしてもいないのにって思うけど
まだやっぱり私はそこを超えられないでいる・・・
JM「もしAが少しでも迷ってるなら
バイトしてみてもいいんじゃないかな」
「えっ・・」
JM「ごめん これは俺の考えだけど
これAにとってチャンスかもって思って」
「ジミン。。」
JM「少し考えてみたら
俺はいつでも相談にのるし
俺はAの味方だし
それにAの彼氏だから(笑」
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作者名:じに | 作成日時:2021年7月16日 16時