記憶と匂い (ページ22)

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TH「やっぱりー♪
思った通りAめちゃめちゃ制服似合うじゃーん♪」

更衣室を出た私を見て
テヒョンは凄い笑顔でこう言ってくれた

「ちょっ/// 恥ずかしいから//やめて///」

TH「いやーこれはヤバいかも
とりあえすジミンに送ってあげよう！！！」

「えっ！？」

一瞬でテヒョンのスマホの中に
制服姿の私が保存されてしまった

「あっ！ちょっとテヒョンま！！待って！！」

そしてもう送信された後だった

TH「じゃぁA 仕事はじめるよ
あっ！副店長おはよございます
バイト体験の友達連れてきました」

「あっあの初めまして
〇〇Aです」

TH「今日は店長休みなんだ
で、仕事は僕が教えるから安心して
僕、こう見えてバイトリーダーだから」

・・・店長
駅前で会ったジンさんの笑顔が脳裏に浮かんだ

TH「今日は主に裏方ね
僕が居るから大丈夫！頑張ろうA」

テヒョンの助けもあって
バイトはなんとか無事終える事ができた

無事終えた安堵感と疲労を感じながら
更衣室に戻りスマホを見た私は
通知の多さに瞬間に閉じた

～～～～駅前のカフェ

TH「僕が１日体験してみてって頼んだんだよ」

JM「うん・・・」

TH「だからジミン Aを責めたりしないでよ」

JM「なんで・・俺がAを責めるんだよ」

TH「だってジミン
バイト断ればって言ってただろうなって思って」

JM「・・・勝手に決めつけるなよ・・」

TH「でも、当たってるだろ？ (笑」

私がジミンを見ると
ジミンも私を見た

「ジミン・・・急にびっくりさせてごめんね」

ジミンは首を横に振った

TH「Aが体験で来てくれたおかげで
仕事がかなりスムーズに流れて助かったんだよ」

JM「うん・・」

TH「それにジミンも見ただろ
A、うちの店の制服凄く似合ってただろ♪」

ジミンは少し鋭い視線をテヒョンに向けた

TH「いや変な意味じゃないよ」

JM「当たり前だよ」

TH「・・僕としてはぜひAにバイトお願いしたいんだ
今全然人見つからないし」

この後バイトを抜けて来てくれたテヒョンは戻り
私達はカフェを出た

「‥ジミン」

JM「ん？
てかA 家には連絡しておいた？遅くなるって」

私は頷いた

JM「よしじゃぁ家まで送る」

私の手を握る力がいつもより強く感じた