3 JM〜回想 ページ3
大学に入学して
徐々に新しい友達ができ 大学生活にも慣れ始めた頃
僕はAに出会ったんだ
友達のテヒョンと待ち合わていた食堂に行ったとき
テヒョンの隣で笑うAを見た
【笑顔がとっても可愛い】そう思った瞬間
ビリビリと身体に電流の様なものが走って
この時俺は恋に落ちたんだ
TH「ジミ〜ン！！」
大きく手を振るテヒョンに
いま気が付いたって感じで手を振り近づいた
JM「ごめん お待たせ」
TH「丁度いいタイミングだったよ」
JM「えっ？」
TH「今、Aのノートを一緒に探してた所なんだ」
テヒョンが隣に立つAに視線を向けたのを見て
俺もAにゆっくり視線を向けた
TH「A、こちらはジミンで僕の友達
で、ジミンこちらはA 今さっきから僕の友達」
テヒョンのいつもの独特な言い回しに
Aはクスッと笑いながら
俺に軽く頭を下げニッコリ笑った
胸がドキドキ大きな音を立ててるのに
何ともないフリをして俺も小さく頭を下げた
「ジミンくん初めまして」
JM「初めましてAちゃん」
この時この瞬間のAとの出会いは
今思い出してもドキドキするほどハッキリ思い出せるんだ
この後ノートは無事テヒョンが見つけた
お礼にとAが食堂のコーヒーを御馳走してくれた
テヒョンはそのコーヒー片手にすぐにバイトに行って
俺はAと２人になってしまった
正直 この時のコーヒーの味は緊張しすぎて覚えていない
でも Aと話した他愛もない話やその時の表情は
ハッキリ憶えているんだ
お父さんの海外赴任でこの大学に入学した事
友達ができるか不安だった事
でも 急に友達が2人も出来て嬉しと笑った笑顔
聞けば聞くほどAの事を知りたい
もっともっと笑顔を見せて欲しいそう思った
完全に俺はAを好きになっていた
そんな中 夏休み前のある日Aが事故に合ったと聞いた
心臓が飛び出るほど驚いて
とにかく病院に向かった
JM「Aさん 怪我は？
とにかく大丈夫ですか！！！」
病院でAの両親から聞いたのは
幸い大した怪我は無かった事
でも
ある一定の記憶が無くなってしまっている・・と聞いた
それから俺は毎日Aの病室に通った
ベットの上 泣いているAを見て
俺が絶対にAの笑顔を取り戻してあげる
守ってあげるって
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作者名：じに | 作成日時：2021年7月16日 16時
