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数日後〜
TH「A、この間はジミンを貸してくれてありがとう」
学食を乗せたトレーを前に
深々と頭を下げたテヒョン
「あっ!髪の毛にご飯に付いちゃったよ!!」
慌てて手を伸ばし米粒を取ってあげると
テヒョンは テヘッと肩を竦めて笑った
TH「でも ジミンにめちゃめちゃ言われたんだ」
「え??」
TH「Aと一緒に居たかったのにって
それと 僕の相談が贅沢な相談だって言われて
ほんと一発殴られる勢いだったよーー笑」
テヒョンは笑いながら
ジミンの方を見た
JM「テヒョン
殴られなかっただけ感謝して 笑」
笑うジミンとテヒョンを見て
私も自然と笑顔になった
JM「でも ほんと贅沢な悩みの相談だったんだよ」
「えっ? 贅沢って・・?」
・・・テヒョンの相談とは
バイト先で一緒に働いてる女性2人から告白され
いつも来てくれるお客の女性からも告白され
サークルの後輩からも告白され
誰と付き合えばいいか分からないという相談だったらしい・・
結局 全員嫌いじゃないけど
好き、大切にしたいって思う人が
その中に居るのかって事をジミンが気が付かせてくれたと
テヒョンは言った
JM「A 驚いて口開いてるよ・・笑」
「っつ//// やだ/// 開いてないよ//」
ジミンの肩をぺチぺチ叩くと
ニコニコしてポンポンと私の頭を撫でた
TH「・・そうゆう事だよね・・」
私達はテヒョンの顔を見た
TH「2人は仲良しでいいね」
私達はお互いの顔を小さく見合わせ
何となく恥ずかしくなって笑った
TH「あっ‥ところで話変わるけど
ジミン Aに話してくれた?」
JM「ぁ、、うん、まだ話してない・・」
「ん??」
TH「話していい?僕が?」
「えっなに?」
〜〜〜講義のあるテヒョンと別れた私達
JM「ねぇA」
「ん?」
JM「さっきの・・・バイト・・の話」
「ぁ、、うん」
JM「・・・やらないだろ?」
・・・・テヒョンがバイト先の2人の告白を断った為
その2人がバイトを辞めてしまい 困っている事
せめて次のバイトが決まるまででいいから
バイトを私にやって欲しいという話だった・・・・
「‥私・・・どうしたら‥?」
JM「テヒョンには悪いけど断っていいと思う
てか、バイトはしなくていいよ 断りなよ・・」
ジミンの口調はいつになく強かった
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作者名:じに | 作成日時:2021年7月16日 16時