18 JM ページ18
こんな事言うつもりなんてなかった
素直に 誰から？何の通知って聞けばいいのに
言い終わる前にすでに後悔した
「違っ・・てかジミンごめん でも」
JM「何？ 俺と一諸なのに 誰からの通知で
そんなに真剣になってんの？？」
Aは隣に座ると
俺を真っすぐ見つめ
手に持つ携帯の画面を俺に見せた
・・〖ジミンが出ない〗
〖ジミンの返信がない〗
〖ジミン まだバイト中かな？〗
ジミンが‥ジミンがと
俺の名前が書かれた短い文章が沢山表示されていた
そして
それを送っているのがテヒョンであるという事も分かった
JM「ぇっ テヒョン！？」
「ジミン 携帯鳴ってない？見てみて」
ポケットから携帯を取り出す
テヒョンからの着信と通知が表示されていた
JM「えっ・・・」
バイトの後
消音を戻すのを忘れていた事
そしてそれが原因で
変な嫉妬心をむき出しにしていた自分に冷や汗が出た
「早くジミンの事大好きなテヒョンに連絡してあげて」
君は握っている携帯を小さく振り笑った
JM「・・ごめん俺///」
「ヤ・キ・モ・チだったら嬉しいから大丈夫」
目の前でニッコリ笑う君
俺はそんな君をギュッと抱き寄せた
「ジミン///」
君の柔らかい髪が頬に触れ
大好きな君の匂いに包まれ耳元囁いた
JM「A好きだよ///」
Aは小さく頷き
「私も・・」と言った
そのまま俺達は見つめあい
唇を重ね合わせながらベットに倒れ込んだ
Aの柔らかい唇をそっと開き
舌を優しく差し込み絡ませると
君の口から甘い吐息がもれた
背名にあるAの手が
Tシャツをグッと強く掴んだ
このまま今すぐ君と１つになりたい
そう思ったけど
ここがAの部屋で 下にはAのお母さんがいる
急に冷静な自分が出てきて一瞬止まった
その時 タイミング良くか悪くか
俺の携帯の着信音がなった
俺とAは目を合わせて
慌てて起き上がった
「テヒョンから！？」
JM「そう！！！」
ベットの上の携帯を手にすると
俺は耳に当てた
TH「やぁーージミナーーやっとつながった♪」
携帯から響く大きなテヒョンの声に
俺とAは目を合わせクスッと笑い合った
TH「ん？ジミナ 聞こえてる？」
JM「んー聞こえてるよテヒョン」
TH「ジミナー今どこにいるんだよ？」
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作者名：じに | 作成日時：2021年7月16日 16時
