50 ページ50
·
オッパは寝るとき無意識なのか私に背中を向けてしまう
それが寂しく思うこともあるけど
起きたときにそんな寂しさなんて吹っ飛ぶんだよね
だって目を覚ますと必ずと言っていいほど私はオッパの腕の中に居る
寝てる無意識の状態で私をその中に閉じ込めるオッパを想像したら幸せを感じずには居られないよ
だから私はいつも後ろからくっつくの
私が腰に回したその手をオッパが握ってくれて眠りに落ちるんだ···
━━━━━━━━━━━━━━━
JK side
「この辺来たの初めてです
結構人が多いんですね」
JK「まぁ今日休日だからな」
Aがパクハユンと対面してから1週間は経っていた
不気味なくらい何も無くて
それでも何かと警戒しなきゃならない毎日に全員が殺伐とした中で過ごす日々が続いていた
そんな雰囲気でもやっぱりこいつはこいつで
毎日倉庫へ来てはヒョンたちやヌナに
こいつお得意の無邪気な笑顔を振り撒いていた
だから今日はそんなAを外に連れ出してやることにしたんだ
まぁ元々デートしようとは言ってたし
倉庫でヌナと楽しそうにどこに行こうか俺そっちのけで相談してたのが昨日の話
「あ···オッパあれです!
あのお店見てもいいですかっ···?」
JK「ふ···いいんじゃない」
俺の返事を聞くのと同時に一直線に店に走ってったあいつ
そう言うとこがガキなんだよな
とか言いつつその後ろ姿を追いかけようとする俺もまたガキなのかもな
JK「··········チッ」
··········悪ぃA
デートは今度になりそうだわ
to be continued…
346人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷ | 作成日時:2024年3月27日 12時