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グイッ···
チュ···
「っ···」
JK「いいんじゃないその反応」
「え?」
JK「··········かわい」
「っ·····」
やっぱりお前は凄いね
俺をここまで甘くさせるのは世界中探してもAだけだ
頭から煙でも出すんじゃないかってくらいそろそろキャパオーバーなお前の手をもう一度強く握った
絶対···離してやらねぇから
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JM side
二日後
倉庫内
TH「ヒョン···まだ見つかんねぇの」
NJ「·····あぁ」
Aがゼミの研究とやらに出発したのは一昨日の朝だった
しばらく会えないってことで俺もテヒョンもジョングクと一緒に見送りにバスターミナルまで行ったんだ
Aは終始眠そうだった所を見ると
この独占欲丸出し男に寝かせてもらえなかったんだろうって簡単に想像出来た
でもあの子の顔はとても幸せそうで見ていて気分のいいものだったし
バスの出発間際に口には出さないけど寂しそうにジョングギを見上げてたのは今思い出してもくっそ可愛かった
俺あの時初めてジョングギが羨ましいと思ったわ
Aからありったけの気持ちを受け取って
他なんて見向きも出来ないくらい無償の愛を与えて貰えるなんてさ···
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作者名:ぷ | 作成日時:2024年3月27日 12時