41 ページ41
A「私じゃないですよ。ユンギさんには、音楽…ラップっていう強い芯があるんですよ。
だから、ブレずに流されることもないし、自分自身にも負けないで、成功したし、本当に素晴らしい人間なんです!
そんな人を産んだオモニがスゴいです!」
オモニ「今だから、喜んでられるけど、さっき行った中学や高校の頃は心配したわよ。
大学に行かないとか言い出した時はどうしようかと思ったし、上京した時は泣いたわよ。
正直、何考えてんだか分からなかった。
病院にも連れてったんだから。
でもね、デビューして少しした頃かな……好きな女が出来たとか言ってね。
オンマは国際結婚とか大丈夫?とか聞いてきてさ。
肌が白くても黒くてもアンタが好きならそれでいいわよって答えて笑ってたんだけどね……だけど、しばらくして別れたって聞いて。
心配したわよ〜でも、いつか必ずまた迎えに行くんだって。
今は離れてるけど、その女のおかげで、毎日頑張れるんだって言ってた。
よかったわ、また2人がくっついて。
あの子が立派に前向いて生きてるのはあなたのおかげ。
ありがとね」
そんな有難いお話…
HY「オンマー見て!アッパの変顔撮れた!……え?なんで2人で泣いてるの?」
オモニ「ハユンオンマが泣き出すから、もらい泣きしちゃった。
嬉しくてね。」
HY「あ〜ね、オンマは、すぐそうやって泣くの。
アッパが好きすぎて〜とか、あなた達がかわいすぎて〜って」
YG「またお前はオンマの真似?似てねぇよ」
いつの間にか来たユンギさん
YG「なに泣いてんだよ、こんなところで」
思わず、ユンギさんに抱きつく。
HY「アッパが好きすぎて〜」
YG「似てねぇよ」
オモニ「あら、そっくりじゃないㅋㅋㅋ
それよりも、こんなところで、抱き合ってる方がおかしいわよ笑……ねぇ、トユンちゃん」
HY「いつもの事よ…やれやれ…」
誰に似たんだろう、この生意気な娘(笑)
オモニ「かわい子ちゃん達は、今日は、ばあちゃんと寝ようね。
何日かばあちゃんのところで遊ぼうか。
そろそろアッパとオンマを2人にしてあげないとね」
YG「お!オンマ、わかってんじゃん」
オモニ「野球チーム作れる位、孫が出来そうだわ笑」
YG「なぁー久しぶりじゃん、2人きり。
イケナイ事、いっぱいしよーな」
駐車場へと歩きながら、私の肩を抱きながら歯肉を出してイヒヒヒと笑う夫
HY「ほら見て、ばーちゃん。
アッパってすぐにオンマにベタベタするの」
言われてますよ、おとうさん。
786人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みんと | 作成日時:2022年7月30日 12時