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なんだか、ノリなのか、本当なのか分からないうちに

私はユンギさんの彼女になった






料理が運ばれてきて……

それもまた、すごく美味しそうで、綺麗で





「じゃ、食うか」




ナイフとフォークを持とうとするユンギさんを慌てて止める






「あ、すみません、ちょっと待ってください」




写真におさめたい




素敵な料理を撮りまくっていると

「全く……」

って、呆れ笑いをしていたのに




この角度から、ピアノが写るように撮るといいんじゃね?

とか、意外と協力的で笑えた






だから、私も調子にのって



「料理と一緒に、出来たばかりの彼氏さんも写しマース」



って、ユンギさんを撮った





私のフォルダーに、ユンギさんの写真が入った




嬉しいな








改めて、いただきますをして、食べた料理は、
見た目だけじゃなくて、とても美味しかった





ワインもすすみ、酔いもまわってくる




デザートの時間には、もう店内にもお客さんが増えて、

なんと、ピアノ演奏まで






ピアノの音色を聴きながら、美味しいデザート






「改めまして、ユンギさん。

お誕生日おめでとうございます。

素敵な歳をお過ごしくださいね」






「素敵な歳ね……ま、それはお前次第かなㅋㅋㅋ」





素直にありがとうって言えないのか、この人

ちょっとだけかわいいところ見た気がした






しばらくすると、今日6歳のお誕生日で、家族とお祝いに来ていたという女の子が、私も弾きたいって、モーツァルトのメヌエットを弾いた




かわいい女の子のちょっとした演奏に店内のお客さんも大拍手





「誕生日のいい思い出になりますね。

ステキだな」



「そうだな」



優しく微笑むユンギさん




「そういえば、ユンギさんも誕生日ですよね
ピアノ弾けませんか?」





からかっちゃえーって、ニヤニヤしながら、聞いてみる




「すこーしだけ弾けるかな」


「え?そうなんですか?」






酔っ払った勢いで、近くを通り過ぎるウェイターさんに
声をかける




「あのぉ〜この人も今日、誕生日なんです!

そして、ピアノも弾けます!!」





「おいっ、いい加減にしろって、この酔っ払っいが!

そーいう店じゃねぇよ」






焦るユンギさんだけど、さっきの女の子が

「お兄さんも誕生日だって♡ピアノ聴きたい!」

って






拍手が沸き起こってしまい、仕方になく、立ち上がるユンギさん

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作者名:みんと | 作成日時:2024年3月23日 8時

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