記憶の欠片を捨い集めてーculminationー6

【特別編】愛され家政夫ここにあり ページ10

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｢ひょぉぉおん！今日のご飯はなんですか？｣


A｢ふ、抱きつくなよ
危ないだろ〜｣


｢いひひ｣



かっこよくて身長も僕より高いヒョンに


ぎゅっと抱きついて

いい匂いのする手元を見る



A｢ジョングガは相変わらず元気で可愛いな｣





そう言って笑ってくれるのは



僕ら七人の為に


わざわざ住み込みで働いてくれている家政夫のAヒョン



3年前からここにいて


最初は少し怖かったというか

ただ人見知りしてただけだけど


ヒョンが優しくて

一人一人のことを考えてくれるから



皆ヒョンのことが大好きで




僕は恋愛としても好きだけど


それが僕だけじゃないのは

何となく気づいてきてる






でもAヒョンは


僕らに恋愛感情は無いようで

恋愛のれの字も知らなそうなくらい



ほわほわしてて優しいから


少しだけ寂しいなって思う






｢ねぇ、ヒョンは
男同士の恋愛ってどう思う？｣


A｢んー？急だな｣


｢最近そういうドラマとか増えてきたから｣


A｢なるほどね｣


｢それで？｣


A｢ん？んーー
別にどうも思わないよ｣


｢じゃあ男の人から告白されても
気持ち悪いとか思わない？｣


A｢思わないんじゃない？むしろ嬉しいかもね｣



そう言って笑ってくれたヒョンに


僕は安心してまた腕の力を強めた




JM｢わぁーー！！何してるの！
ずるい！｣


｢僕が先ですからぁ｣


JM｢ヒョン、ちゅーして｣


A｢急だな？笑｣


JM｢いーから！｣


A｢ちゅっ、これでいい？｣


JM｢んふふ、うんっ｣


｢やージミニヒョンずるいですよ
ヒョン僕も｣


TH｢何してるの！｣



｢あーーー｣






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