-平和なかぞく ページ6
とあるArmy side
JM【もう来るって!!】
NJ【テヒョンイどこ行くんだ。
こっち来い】
HS【ちょっと!
これ割れた風船の残骸じゃないの!?
ナムジュニ!?】
NJ【え...】
部屋の中でドタバタ騒がしい弟達。
【この部屋ですか?】
そんなことは露知らず部屋の前でスリチトックを持ってソワソワしているオンニ達。
ジンくんが部屋の扉を開けると、2人は綺麗に飾り付けられた部屋を見てポカンと立ち尽くした。
【【【【【【いつもありがとう!】】】】】】
【じな、子どもを持つ親ってこんな気持ちなんだよ、きっと】
JN【A、ここまで良く育ててこれたね】
泣くフリをして互いの肩を抱く保護者に子ども達はご満悦の様子。
JK【ぬな、これ、俺...が作った】
【ジョングギが作ってくれたのー!?
美味しそう!ありがとうねぇ】
マンネを優しく抱きしめてから頭をわしゃわしゃ撫でる、ユンギの予想まんまの反応にスタッフさんの笑い声が聞こえてくる。
その後ろには自分自身を指差すユンギがジッとジョングクを見つめていた。
【ㅋㅋㅋ
ユンギもありがとう】
YG【ヤー...別に撫でなくて良いです】
頬を染めて“セットが崩れる”だなんて言いながらも大人しく撫でられて抱きしめられているユンギ。
言葉とは反対にニヤニヤしていてなんとまぁ...分かりやすい子である。
TH【えー!
ヌナが作ってくれたの!?】
JN【と、俺ね】
【ヌナだってこれくらい作れるからね】
ドヤ顔でスリチトックを指差すオンニを、弟達はベタ褒め。
先ほどのユンギと同じように後ろでショボンと立っているソクジンの背中を、優しく次男が叩いていた。
【いつもありがとう。
今年も平和にやっていこうね】
そんなこんなで、今日も平和な防弾一家でございます。
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作者名:まりも | 作成日時:2024年3月12日 1時